ひまわりのように 47 ― 2011/01/21 19:27
ひまわりのように 47 (古いNo47と差し替え)
ちょうど、私たちが、長男のためにすこしでも早く引っ越す必要を感じていた頃のこと。まきばフリースクールの代表の○○さんが宮城県の大崎市からはるばる来て下さった。友人の△△さんが私たちのことを○○さんに伝えて下さった結果、私の子育てブログを見て長男のことを心配して、わざわざ来てくださったのだ。それが12月3日(木)のことだった。私たちは、まきばフリースクールのお話を聞いて、とても興味を持った。ぜひ見学して見たいと思った。さっそく、12月6日(月)に大崎市に家族で見学に行って来た。帰り道、案内していただいた仙台のヒル&アウトレットで子どもたちも十分遊べた。
長男が万引きをしたことがわかったのが11日(土)だった(警察から呼び出しがかかった日)。私たちにとってはとてもショッキングな出来事だった。次の日曜日(12日)に長男が自転車の盗難に関係しているということで、警察に出頭することになっていた。その一日前の土曜日の夜、今度は万引きの件で警察に呼ばれて行くことになった。(12日に事情聴取された後、今度はしばらくたって24日に同じ件で警察に呼ばれることになる)。私たちは長男を悪い仲間から保護する必要があった。
(ここから下は「ひまわりのように 47」と内容は同じ)
どんなに長男に「悪い先輩たちと付き合っているうちに、次々と万引きを命令されたり、他人の自転車を取ってくるようにと命令されたりするから、もう先輩たちとつきあうのはやめなさい」と言っても、彼らと一緒にいることで自分が受け入れられていると感じるのだからどうしょうもない。彼らと一緒にいることで、満足しているのだからどうしょうもない。また、もし、彼らの命令に対して「NO」と言えば、なぐられてしまうから、「NO」ということもできない。私たち両親がいくら「彼らのように、万引きや他人の自転車を取ってはいけない」と言っても、無理だ。また、どんなに長男が姿を隠しても、「どうして、電話したのに来なかった」と長男
が責められ、場合によっては殴られてしまうことある。もうこうなったら、長男をどこかに隔離して彼らから引き離すしかない。児童相談所に一時保護してもらおう。
13日(月)
そう考えた私たちは、今日は予定通り長男を児童相談所に連れて行った。朝9時半に連れて行き、結局帰宅したのは暗くなってから(夜7時頃)だった。昼は食べたかどうか忘れてしまった。それだけ大変な一日だった。
結局、私たちがいくら長男を守るためだからと言っても、長男は児童相談所に入ることを納得しない。職員さんから説得してもらっても、本人は納得しない。しまいには、「(児童相談所に入るのは)いやだ、いやだ」と泣き叫んで、だだをこねるように暴れる寸前まで言った。私たちはそこで、長男に選択肢を与えることにした。
「もし、児相に入るのがいやなら、宮城県のまきばフリースクールにお父さん、お母さんと離れて入るか。さきにまきばフリースクールに行って、お父さんとお母さんが行くまで待つか」 「わかった。先に行って待っている」。
このことばで私たちは今回は児相には長男は入れないことにした。しかし、もし、勝手にお父さんお母さんに内緒で家を出て、悪い先輩たちと付き合ったりしたら、すぐに児相に入ってもらうという条件をつけた。
結局、そんなわけで、この日は長男のために一日を使ってしまった。帰宅してからも、それから次の日も長男は私たち親の言うことを聞こうとしない時があった。でも、「じゃあ児相にやっぱり行ってもらうしかないね」と言うと、しぶしぶ私たちの言うことを聞く長男だった。結局、この時のやり取りで、私たちも宮城県に引っ越さざるを得なくなった。今までも、いつ引っ越そうかと妻と二人で話し合っていたが、まさかこんなタイミングで引っ越すことを決めることになるとは思っていなかった。でも、長男のことを思えば、もうできるだけ早く引っ越すしかないと思う。
(ここまで「ひまわりのように 47」と内容は同じ)
19日(日)
友人の息子さんが6月に結婚式をあげるということで、私は友人と奥さんの3人で息子さんの住む東京に車で出掛けた。途中の車の中で長男のことでいろいろとアドバイスして頂いた。
20日(月)
日通の人が引っ越しの見積もりに来て下さった。また、親しくさせて頂いた、友人が私たちと長男のことを心配して来て下さった。
24日(金・祝)
午前中は例の万引きの件で、再度警察署に呼ばれた。この前の日、長男と一緒にマクドナルドに行き、本当に万引きを長男一人でやったのかどうか詳しく聞いた。そうしたらわかったのは、言い出したのはどうやら長男ではなく、一緒に遊んでいたBグループの2年生の友人だということだった。また、長男と一緒に店に入ったのもBグループの2年生。しかし、一緒に店に入った2年生は先に店を出て、結局盗んだ品物を持って店を出ようとした長男がつかまったのだということがわかった。今回も長男が万引きの実行犯として利用されたということがわかった。いつものことだ。でも、長男は「俺がやった」といえば、誰にも迷惑がかからないと思っていたようだ。もし、長男が万引きの裏役の先輩たちの名前をばらせば、長男は何をされるかわからない。そういう恐れがあったのか。あるいは、普段良くしてもらっている先輩たちの名前を出せば、もう遊んでもらえなくなると思って、名前を出したくなかったのか。いずれにしろ、長男は万引きの全責任を自分で負うつもりだったようだ。私は長男に「警察署で真実を話すように。何も自分が全責任を負う必要なんか何もない」と諭した。長男はやっとわかってくれた。
24日(金・祝) 午後
福島市の教会の青年のクリスマス会に長男を連れて行った。帰宅して近くのスパーに買い物に行った妻が怒りながら帰ってきた。
妻 (私に対して)「スーパーで5、6人の中学生
が店員さんに叱られていたの。そこを通りか
かったら、叱られている中間の一人が息子
だったのよ。私が詳しく聞いて見ると、そのグ
ループは良く万引きしているグループで、今
日は店員さんに叱られているところだったの。
店員さんは私がそのグループの一人の母親
だとわかるとものすごい目つきでにらんで来
たわ。私は始めてそのことを知ったの。
もう一つの万引きグループがいて、息子は
そのグループにも属していて、店員さんから
にらまれているとのことなのよ。私はとてもが
っかりして帰ってきたわ」
妻 (帰ってきた長男に対して)
「ちょっと、ここにすわりなさい。あなたは今
日、スーパーで何をしてきたの。お母さんは今
日スーパーに行って、ひどい目に会ったわよ
(スーパーで経験したことを話す)」
(万引きしたのは一軒だけかと思っていた
が、実際はもっと多かったのではないかと、も
のすごく疲れてしまった。もクリスマスプレゼン
トどころではなくなってきた)
25日(土)
今年のクリスマスはさんざんなクリスマスに
なってしまった。
26日(日)
この日は会津で50年ぶりの大雪。新聞配達
の仕事、今日はいつもの3倍の7時間かかっ
た。一軒一軒の家に配るのに1メートルの積
雪を乗り越えて郵便受けに行った。
雪中行軍をしているかのようだった。
2011年1月1日
引っ越しを4日後に控えてとても、正月気分に
なんかなれない。
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