ひまわりのように ① ― 2010/06/07 14:59
長男が近くの特別支援学級「あじさい」(仮称)に行き始めてから4週目になった。少しづつ慣れて来たようである。
昨日、いつも行っている教会学校に車で行った。この教会学校まで片道、車で約1時間10分かかる。ほとんど毎週日曜日通っている。昨日も行ったが、長男は行きたくないと思っている。昨日はたまたま泊まりに来ていた中学3年の友人(A君)ともう一人の中学2年の友人(B君)の2人、それに長男と次男と一緒に行くことになった。妻が今回は同乗しないことになった。それでも、運転手の私を含めると、車の搭乗者は合計で5人。ぎゅうぎゅうの状態だった。行きたくない長男とB君を半分無理やり乗せて出かけた。
教会学校が終わり、A君に私が「これからどうする。もう帰ろうか。それとももう少し残る」と聞いたら、A君「もう少し残りたい」。私は長男に「A君がもう少し残りたいと言っているけど、どうする」と聞いた。すると長男は怒り出した。(あとでわかったのだが、A君は始めて遠くの教会学校に行くのが不安で、B君をさそったらしい。ところが、B君と長男は教会学校が終わると、すぐに帰ってくる約束を3人でしていたらしい。だから、A君が「もう少し残りたい」と言い。私も「そうしたい」と言ったものだから、長男は怒り出した)。約束が違うということで怒り出した。A君を叩いたり、物に当たったりし始めた。約束を守ってもらえなかった長男が怒るのも無理もない。私は「じゃあ(約束通り)帰ろうか」と言って、帰り支度を始めた。しかし、自分の気持ちをコントロールできないのがADHDの特徴。長男は次男に石をぶつけ、次男は泣き出した。さらに長男は私の車のところに行くと、ボンネット側から靴のまま上り始め、屋根に上り、後ろに下りた。50キロの体重である。車の屋根とボンネットはぼこぼこになってしまった。おまけに、東北道を走行中、運転席の後部座席に座った長男は運転している私の後ろ頭をぼこぼこ叩いたり、座席をけりまくった。窓を開けて、ものを外に投げようとした。私は、長男がものを投げて、後方を走っている車に当たったらどうしようかと思い、内心ひやひやものだったが、30分もすると長男の怒りはおさまった。怒りがおそまったのを見計らって、私は長男に「A君をたたいたことをあやまったかい」「うん」
「A君はゆるしてくれるかい」「うん」。私はA君と長男の関係がまずくなるのではないかと思ったが、A君が長男を許してくれたことを知ってホットした。家に帰ると早速3人は自転車で遊びに行った。私は車をぼこぼこにしたり、心が飢え乾いていて、愛に飢え乾いているA君に暴力を振るった長男にがっかりした。
その日の夕食の時のこと。長男は夕食の時間を過ぎても帰ってこなかった。それも、私たちが2回電話しても、長男は無言でその電話を切って応答してくれなかった。7時頃になってようやく帰ってきた。長男がご飯を食べようとしたとき、話が今日長男がパニクッタ時の話になった。長男はいきなり、箸をボキンと真っ二つに折った。私の中の昼間の怒りがまた、心にこみ上げてきた。私は長男を懲らしめのために柱に縛ろうとした。でも、長男があやまるのでやめた。しかし、全く後悔している様子が見えなかったので、今度はそれを実行して、柱に縛り付けた(こんなことを書くと、まじめで仕事熱心な児相の職員さんが飛んで来そうだが)。そして、言った「A君はとてもかわいそうな子だ。だから、私たちはA君に是非神様のことを知ってほしい。そして、本当の愛を体験してほしい。だから教会の日曜学校に連れて行ったし、これからも連れて行きたいと思っているのに、君(長男)はどうして、A君に暴力を振るうんだい。それはお父さんやお母さんが一番してほしくないことなんだ。今までもA君と同じような境遇の子に対してお父さんやお母さんが親切にした時、君は嫉妬して暴れたね」。長男「うるさい」。もう、ここからは親子喧嘩の修羅場になってしまった。そして、何度言っても分かってくれない長男を何回も縛ってしまった。(こんなことを書くと、まじめで仕事熱心な児相の職員さんから訴えられそうだが、そうされることも覚悟でここは長男に厳しくせまった)。次の朝、長男はいつものように朝ごはんを食べて、特別支援学級に出かけた。私は長男を笑顔で送り出したつもりだったが、長男は私がカバンの中に入れてあげたものを放り投げて、出かけて行った。私の行動によって傷ついた長男の心の傷が癒されますように。
月曜日からの3日間、東京往復のバスの中でADHDについての本(先回のこの記事の中であげた)
を読んだが、それが全く生活の中で生かされていないことに気が付いた。また、自分がいかに律法的かということにも気がつかされた。長男のありのままを受け入れることがいかに難しいことか。どうしても、職業的になってしまう自分である。それを捨てないと、長男のありのままを受け入れることが出来ないのかも知れない。当分、私たちはADHD/LDの長男のフォローのみに集中した方が良さそうだ。今の私たちの限界だと思う。
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